第4回 西部地域教育指導主事研修会においての活動報告

 7月8日、柏島中学校において、上記の研修会が開催されました。
 参加された方は以下の通りです。
 大月町・宮本寅彦氏、中村市・才市和彦氏、宿毛市・山本健二氏、土佐清水市・楠目進一氏、佐賀町・野中道八氏、大正町・中平均氏、大方町・山崎小百合氏、三原村・森田幸久氏、県教委総務課・入福佳代氏(9名)

 研修会の中でお時間をいただき、「黒潮実感センターの取り組みについて」と題し、黒潮実感センター設立準備委員会が行っている環境学習会や、生涯学習としての海洋セミナーの紹介をさせていただきました。実際にどのような授業を行っているかについても、環境学習会などで使用している自作VTR「柏島の海の生きものたち」を使って、具体的に説明いたしました。
 また実感センターの趣旨についても詳しく紹介させていただき、多くの先生方からご理解とご賛同をいただきました。
 さらにディスカッションの中で、学校行事としての体験学習や環境学習を行う上での、現行の制度上のハードルの高さについてさまざまな議論がありました。
 今回7月29日・30日に行う「山と海の子供の体験学習交流会」開催にこぎつけるまでの障害等についても報告を行いましたところ、各先生方からも同様な制度上のハードルの高さを感じられているとの意見が出ました。私から各先生方に、各地域教育指導主事の立場から今後このような制約を緩和することを要請しましたが、これについても多くの賛同を得られました。

 委員のある先生から、黒潮実感センター設立準備委員会の活動について、身分保証やサラリーなど、私の生活面での心配をしてくださった先生方もおられ、活動支援をする意味での寸志をいただきました。この場を借りまして御礼申し上げます。(神田 優)