第6回「海洋セミナー大月」開催のお知らせ

・ テーマ:漁業と海洋レジャーとの共存について
・ 日 時:10月28日(木)午後7時〜9時頃  
・ 場 所:大月町柏島漁協 2F
・ 講 師:(株)ノアスサミ 代表取締役
      スクーバダイビング事業共同組合理事  松田 猛司 氏
・ 主 催: 黒潮実感センター設立準備委員会
・ 後 援: 大月町・宿毛湾水産理事会 ・富士ゼロックス

・ 参加費: 無料
・ お問い合わせ先:黒潮実感センター設立準備委員会
  事務局:0880-76-0026・62-8022 神田(カンダ)まで

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「漁業と海洋レジャーとの共存について」
(株)ノアすさみ代表取締役 スクーバダイビング事業共同組合理事  松田 猛司 氏

ー講演内容ー

 今、全国各地で大きな問題となっているのが、漁業と海洋レジャー との関係である。
 日本でダイビングを行うためには、ほとんどの場合において漁業者と何らかの調整を行う必要があると考えられる。また、現実にその ことが非常に大きな問題となっているケースが多い。基本的な構造としては、漁業を行っている地域・領域にダイビングをするものが 「侵入」(善悪の価値を持たないものとして)するということであり、 それをどのように調整するかということが問題である。そこで今回は 漁業者、海洋レジャー業者双方の立場にたって、以下の6項目について 提案をおこなう。
 1. 海利用のルール作り法
 2. 漁業関係者とダイビング業者のメリット・デメリット
 3. 100年海を観光として利用するには
 4. コーポラティブ(共同会社)と事業クラスター(集合体)
 5. 行政が協力しなければならない理由
 6. 獲る漁業から見せる漁業へ

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 国民の余暇ニーズの高まりから、海洋レクリエーションの参加人口は 増加傾向にあり、その活動は活発化しています。それにともない、海を生活の場としている漁業者との間でトラブルが続出しています。
 漁業と海洋レジャーとの問題はけっして他人事ではなく、大月町や 宿毛市・土佐清水市といった地元でも大きな問題となっています。
 今回のセミナーでは、双方が同じ席につき松田氏の講演を聴く中で、 建設的な意見を出し合い問題解決の糸口としていただきたいと思います。
 漁業者、海洋レジャーにかかわる方々および、一般の方々にも多数 お越し頂き、みんなで議論しあい、漁業と海洋レジャーさらに地域との よりよいあり方を模索したいと思います。
 関係者および関心のある方すべてのご来聴を心よりお待ちしております。