第9回海洋セミナー大月が開催されました。

 3月5日(月)19時30分より柏島のすくも湾漁協柏島支所2Fにおいて、第9回海洋セミナー大月が開催されました。
当日は地元柏島をはじめ県内外から、また柏島小学校の生徒12名を含む70数名の参加者がありました。
 講師は、三宅島在住のジャックT.モイヤー博士。
「海で元気になった子供たち」というテーマで、先生が三宅島で開催されている小学5年生から高校2年生までを対象にしたサマースクールのお話を中心に、大噴火後の三宅島の現状や現在されている避難生活のこと、また世界の海が直面している危機的状況や環境保護問題という難しいと思われがちな話題を、スライドやビデオで、時にはジョークもまじえ、子供たちにもわかりやすくお話していただきました。温かいお人柄そのままのユーモア溢れるお話しに、あっという間に時間が過ぎていきました。
 三宅島の自然と人を愛し、次代をになう子供たちと接しておられるときの先生の楽しそうなお姿が印象的なセミナーでした。
 また会場では、モイヤー先生の著書の販売(快く一人一人にサインしていただきました)、三宅島の自然復興活動募金「三宅島アカコッコ基金」への募金などもたくさん集まり、有意義な会となりました。
 ご協力いただいた皆様ありがとうございました。
 実感センター設立委員会としても、モイヤー先生から学ぶところは大変多く、この夏は柏島でも子供たちの楽しい声が響くような企画をたくさん考えていきたいと思っています。

------------ご協力ありがとうございました-------------------------
三宅島の自然復興活動募金「三宅島アカコッコ基金」
3/3.4の高知市の体験学習フォーラムでの募金額:19,468円
3/5の柏島での海洋セミナーでの募金額:20832円
合計40,300円



セミナーの模様



モイヤーさん



最前列で熱心にメモをとる子ども



サマースクールの紹介



熱心に聴き入る聴衆