ダイバーらに海産物をPR 柏島で里海市
(平成13年10月8日 毎日新聞・ 高知版掲載記事)

 大月町柏島を丸ごと自然博物館にする運動を進める「黒潮実感センター設立委員会」事業部が7日、島内のすくも湾漁協支所前で、地場産品などを即売する初の「柏島里海市」を開催した。 連休とあって、全国から大勢のダイバーが島を訪れており、午前11時半の開始時点で、地元住民やダイバーら約50人が集まった。 島の自然環境を守るには、地域に現金収入をもたらすことも必要と、同委の呼びかけで住民有志十数人が参加。テントに大漁旗を掲げ、名物のモイカ一日干し1袋400〜500円▽へだずし350円▽ちらしずし400円などを即売。売上は出店者の収益となる。同委も廃油利用の石けんなどを売り出した。