土佐清水よさこい国体、食中毒防止
食品衛生指導員西部研修で宣言採択

平成14年1月24日 毎日新聞(高知版)掲載


 飲食店の立ち入り検査などを行い、食中毒防止にあたる食品衛生指導員の第21回西部地区研修大会(県食品衛生協会土佐清水支部主催)が23日、土佐清水市三崎のレスト竜串で開かれ、今年秋のよさこい国体に向け、食中毒防止を誓う大会宣言を採択した。
 約150人の指導員が参加。同市三崎の「土佐食」姫がつお製造場を見学した後、大月町柏島の黒潮実感センター設立委員会事務局長、神田優さんが「かけがえのない自然を後世に残すために」との題で講演した。
 神田さんは、魚類が豊富な柏島を体験型自然博物館にする運動を紹介。アオリイカの漁礁設置実験や、地元中学生が取り組んだ環境学習などを説明し、「環境保護は身近なことから取り組める。沖の島などにも活動を広げたい。26日に高知大でシンポを開くので、ぜひ参加を」と結んだ。
 続いて、土佐清水保健所の横山文親主任の講演「やさしいレジオネラの話」が行われた。


講演する神田優さん=土佐清水市のレスト竜串で