飲食店の立ち入り検査などを行い、食中毒防止にあたる食品衛生指導員の第21回西部地区研修大会(県食品衛生協会土佐清水支部主催)が23日、土佐清水市三崎のレスト竜串で開かれ、今年秋のよさこい国体に向け、食中毒防止を誓う大会宣言を採択した。
約150人の指導員が参加。同市三崎の「土佐食」姫がつお製造場を見学した後、大月町柏島の黒潮実感センター設立委員会事務局長、神田優さんが「かけがえのない自然を後世に残すために」との題で講演した。
神田さんは、魚類が豊富な柏島を体験型自然博物館にする運動を紹介。アオリイカの漁礁設置実験や、地元中学生が取り組んだ環境学習などを説明し、「環境保護は身近なことから取り組める。沖の島などにも活動を広げたい。26日に高知大でシンポを開くので、ぜひ参加を」と結んだ。
続いて、土佐清水保健所の横山文親主任の講演「やさしいレジオネラの話」が行われた。
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