<土佐の海みつめ市民交流会>
柏島の自然を考える〜16日、中央区で講演やパネル展も

(平成14年2月9日 朝日新聞(大阪版)掲載)


 豊かな自然が残る高知県大月町の柏島の現状と将来を考える市民交流会「土佐の海の未来を考えるつどい」が16日午後3時から、中央区森ノ宮中央2丁目の府立青少年会館で開かれる。参加無料。柏島は、黒潮に洗われる四国の西南端に浮かぶ人口約600人の島。周辺海域は、釣りやダイビングのスポットとして人気が高まっている。また、島全体を環境学習の場とする「黒潮実感センター」構想も進んでいる。支援の輪は関西でも広がり、「黒潮ボランティア・里海」の市民活動が始まっている。今回は、同センター設立委員会事務局長で海洋学者の神田優さんが講演し、島を紹介するパネル展を開く。自然保護と観光、漁業の共生などについても意見交換する予定。問い合わせ先は、同センター設立委員会(0880-62-8022)かボランティア代表、山下正樹さん(0743-54-3425)へ。



サンゴ礁に囲まれ自然に恵まれた柏島=高知県大月町で、本社ヘリから