「土佐の海の未来を考えるつどい」大盛会!


  2月16日(土)大阪府青少年活動会館で「土佐の海の未来を考えるつどい」を開催しました。定員50名で募集しましたところ、当日飛び入り参加の方にも多数お越しいただき、延べ人数で100名以上の方がご参加くださいました。
 開催場所が柏島から遠く離れた大阪であったにもかかわらず、柏島や私たちの活動に関心を寄せてくださる皆様から、真剣なご意見や励ましのお言葉をいただくことができ、大変励みになりました。
 遠くは岡山市、三重県名張市からの参加があり、年齢層も20歳から88歳の幅広い方々、職業も大学生、中学校校長、大学教授、弁護士、環境保護団体代表、主婦、会社員、公務員、フリーター、アナウンサー等々いろんな分野の方々との交流を深めることができました。なかでも、柏島出身者で関西に住んでいる方々が14名も参加下さり、故郷の柏島の話でおおいに盛り上がりました。柏島出身者の皆様からは「今回の交流会・講演会で会えたことをきっかけに『大阪柏島会』を復活させて大いに親睦を計るとともに、黒潮実感センター設立の為に全面的に協力します」とのうれしいお申し出をいただきました。

 今回のつどいでは、企画から運営まで全て世話人の山下さんや叶さん、筒井さんを中心とするボランティアの方が裏方を全て引き受けて下さいました。
 素晴らしい場を提供してくださった皆様に心より御礼申し上げます。



当日飛び入りの参加者も多く、受付のボランティアスタッフ の皆さんもてんてこまいでした。



昨年11月に梅田駅地下画廊で展示したパネルで実感センタ ーの活動を紹介しました。



講演のテーマは「島が丸ごと博物館〜大月町柏島『黒潮実感センター』構想〜」



講演では柏島の周辺の海の素晴らしさ、自然を守ることの大切さをお話ししました。また、今の柏島が抱える問題点やこれからの課題である「漁業と観光(ダイビング)の共生と自然保護」への取り組みについてもお話させていただきました。


事前申込みで52名。すでに定員満員御礼となっていましたが、参加者76名となり、急遽、補助椅子を運び込むなどスタッフの皆さんには走り回っていただきました。



意見交換の場でも活発な質疑が行われ、有意義な講演会となりました。



ボランティアスタッフだけでなく、当日参加して下さった方も椅子の片づけなど懇親会準備のお手伝いしてくださいました。



『週刊釣りサンデー』の小西社長の挨拶の後、京都精華大学の鷲尾教授のご発声で乾杯をして、参加者同士が交流を深めました。



柏島の隣の安満地漁協婦人部の方々から、とれたてのアジのすり身を使った手作りのてんぷら「満天」の差し入れがあり、海の幸を満喫しました。



これまで黒潮実感センターの活動を撮り続けてきて下さった朝日放送のスタッフも駆けつけてくれました。



黒田富男ご夫妻など柏島出身者の方々の喜び様は特別で、「柏島 出身者以外の方がこんなに故郷柏島を大事にしてくれている。自分達も柏島の為にできるだけの事をする」と力強く発言していただきました。



今回のつどいのしめくくりとして、柏島出身者を代表して黒田富男さんに挨拶をしていただき、大きな拍手でお開きとなりました。



後日、柏島出身の山岡さんよりきびなごの干物が描かれた感謝の絵手紙をいただきました。