〜黒潮実感センター理事長 立川 涼先生講演のお知らせ〜


タイトル:「市町村から日本が変わる」
講 師: 立川 涼先生(愛媛県環境創造センター所長・
            黒潮実感センター理事長・ 元高知大学長)
日 時: 平成16年3月25日(木)午後2:00-4:00
場 所: 秋沢ホテルセミナー・ルーム(宿毛市幸町6-43)
参加費: 定員80名(無料)
主 催: 幡多地域中小企業支援センター
申し込みお問い合わせ:幡多地域中小企業支援センター(0880-62-0356)

■講演の主な内容■

 世の中どこかおかしい。多くの人々が将来について不安を感じ、明るい展望をもてないでいる。
 経済成長が人を幸福にするとは限らない。最近GNP成長率がバブル帰以来最高値を示したと報じられた。東京と大企業は、好景気かもしれないが、地方や中小企業にその実感はない。リストラ(首切り)で人件費を節約した企業が業績を上げ、株価も上がり、経営者はほめられる。どこかおかしくないか。
 かって、ダイエーの中内功氏は、企業は社長とコンピューターとパートがいれば、成り立つと言ったそうである。パートと言う労働形態は社会正義に反する。
 20世紀のキーワードが、集中・巨大化・生産効率・経済成長等々とすれば、21世紀のそれは、分散・小型化・生業(せいぎょう)や生活であろうか。20世紀モデルの破綻は、誰の目にも明らかである。20世紀モデルの延長線上に21世紀を構築するのは難しい。21世紀社会の新しいモデルを世界が模索している。それは、これまでのライフスタイルや価値観に変革を迫るものであろう。
 新しい時代に国や県の役割が相対的に低下し、市町村や住民のそれが高まる。上を見たり横をにらんだりで人真似でなく、住民自ら知恵を出して汗をかく事が求められる。市町村の共生と競争の時代である。そして、教育の抜本的改革が重要な第一歩となるであろう。



非常に興味深いお話だと思います。お時間のある方は是非お誘い合わせの上お越し下さいますようお願いいたします。
なお、できれば事前申し込みをお願いします。
申込先は上記の 幡多地域中小企業支援センター(0880-62-0356)までお願いします。