大月町豪雨災害義援金をお願いします

 9月6、7日の集中豪雨では土佐清水市や大月町一帯が、土砂崩れや床上浸水、道路寸断、河川の氾濫でライフラインが完全に麻痺状態となりました。
沿岸域で行われている魚介類の養殖はほぼ全滅状態、農作物も甚大な被害を受けました。

 高知県では3年前の高知大水害を教訓に、すぐさま自衛隊に出動要請をかけ、ライフラインの復旧、被災地の方の救援を行いました。
 被害にあわれた方々には心よりお見舞い申し上げます。
 しかし残念ながら高知県のみのローカルニュースとしての扱いしか受けておらず、全国ニュースには至りませんでした。県外の方々はこの未曾有の大災害のことをほとんどご存じありません。

 黒潮実感センターでは連日スタッフ全員で、復旧作業のボランティアに全力をあげて取り組みました。さらに全国の「実感センター設立友の会」の会員や「黒潮ボランティア・里海」のメンバーらにインターネットなどを使って復旧作業の協力を呼びかけましたところ、県内外から大勢の方が応援にかけつけて下さいました。
 「黒潮ボランティア・里海」では被害にあわれた方の力に少しでもなれるよう、大月町豪雨災害義援金の口座を開設して全国のメンバーに協力を求めています。
 黒潮実感センターは地元と一体となることで、地域に根ざしたセンター設立を目指しています。今後とも皆様方のご協力をお願いします。

<大月町豪雨災害義援金の受付>
郵便貯金 記号16440 番号10658691
口座名義 黒潮ボランティア・里海
代表者名 会長 米島輝明
住所 大月町柏島625

高知新聞社のホームページ
http://www.kochinews.co.jp/index.htm

大月町商工会のホームページ
http://www.inforyoma.or.jp/kochi-shokoren/otsuki/01suigai/tomari1.htm
に災害時の様子が詳しく出ています。


大雨あとの竜の浜(柏島地区)
(撮影9/8)

一切地区の濁り(撮影9/8)
向こう側に見えているのは真珠養殖小割

周防形地区(撮影9/15)
この湾の右側に周防形川が流れ込んでおり濁水であたり一面は真っ茶色。この湾の水深3-8mにはイシサンゴの群生があるが大丈夫だろうか? 9/15サンゴへの泥の影響を調査しに行こうとしたが透明度が極端に悪く観察を断念。

柏島地区(撮影9/7)
大雨直後の柏島湾内は山から流れ出た水で真っ茶色に濁っていました。

柏島地区(撮影9/7)

周防形地区(撮影9/8)
すさまじい水の勢いで車が何台も川に流されました。

周防形地区(撮影9/8)
濁流で泥まみれになった家財道具を川で洗っています。

周防形地区(撮影9/8)
周防形小学校はフェンスがなぎ倒され、運動場にも大量の土砂が流れ込みました。

周防形地区(撮影9/8)
どこから来たのかこんな大木が何本も根こそぎ流され、校庭に置き去りにされていました。

弘見地区(撮影9/8)
知事が防災ヘリで被災地の視察に。

周防形地区(撮影9/8)
背丈まで一気に川の水が押し寄せた。水浸しの家の中から家財道具を運び出す。

周防形地区(撮影9/8)
黒潮ボランティア・里海のメンバーでゴミや家財道具をリレーで運び出しました。

周防形地区(撮影9/8)
トラックに濡れた家財道具を積んで、ゴミ収集場所まで何度も往復しました。

周防形地区(撮影9/8)
みるみるうちにゴミの山ができました。

周防形地区(撮影9/8)
黒潮ボランティア・里海事務局長北代さんの経営する大月ダイビングサービスでは裏山が崩れ、大量の土砂が事務所やタンクチャージ施設に被害を与えた。
9/6に大量の土砂崩れがあったのち、9/15の雨でさらに大きな岩が落下。タンクチャージ室の壁に穴があいた。

大月町役場(撮影9/8)
町役場から避難生活をしている方への救援資材を運搬。

大月病院(撮影9/8)
床上浸水用に消毒液を作り、ペットボトルにつめて配布。広い範囲で浸水被害があったため、噴霧器による散布も実施した。