<大月町立中央小学校がサンゴと熱帯魚の観察会をしました>

 海の体験学習会「サンゴと熱帯魚の観察会」を平成13年5月14日に開催しました。
 当初は磯の生き物観察会の予定でした。けれど、あまりにも海の透明度が高かったので(透明度が30mくらいはありました)、急遽ボートに乗り込み箱メガネを使って柏島「後の浜」のサンゴと熱帯魚の観察を行うことにしました。
 ボートに代わりばんこに乗り込みましたが、ボートに乗っていない時は磯で生き物の採集をしました。
 この学習会はテレビ高知が取材に来ていました。子ども達の中には緊張する子やはしゃぐ子などいろいろいました。
この模様は高知県の海の観光PR番組「こじゃんと、高知」で流れました。
 みんな楽しかったねー!
(写真の下にみんなの感想文を載せました)


今日の学習の説明


出港!


いざ出発!


次はぼくらの番だ!


箱メガネの使い方


サンゴがいっぱーい


青い魚もいっぱいおるで


磯の生き物を探しに行こう


学習会終わりの挨拶

〜みんなの感想文〜

■1年生
しんや君
船に乗って海に出て、(箱眼鏡で)海の中を見たら、いろいろな色のさかながおって、きれいやった。

けんた君
柏島の海で、あみでいろんなものをとった。せっかく、魚すくうちょったがに、あみからにげられた。ざんねんやった。

ひろき君
海の中のテーブルサンゴが大きい。サンゴがいっぱい重なったみたいで、青い魚も泳ぎよって、すごいきれいなかった。

かなちゃん
石にすいついちょく貝をいっぱいとった。お母さんに見せちゃろうと思うてとった。貝は、ぽろっととれて、おもしろかった。

れん君
いろんな生き物がいて、楽しかった。ヤドカリが動きよった。いろいろなヤドカリがおった。ポヤーンポヤーンてしちょうもの(クラゲのこと)がいたんだ。すごい。

久松先生
おしりや足、手やうで、びしょびしょになっても、ピカピカの笑顔で、海と遊んでいました。柏島の海と同じ、透き通った笑顔でした。子どもに負けないくらい、めいっぱい楽しんだワタクシです。

■2年生
みずきちゃん
「いそのかんさつ」
いそのかんさつかいで、まず、かんだ先生がはなしをしてくれました。つぎに、かいとかをとりました。さかなはとれなかったけど、かいは二つくらいとれました。わたしは3ぱんだったから、3ばんめにふねにのって、海の中をみにいきました。はこめがねが、とどかなかったから、かんだ先生がおしてくれました。海の中には、さんごとか、青いさかながいました。うちへかえって、おかあさんに、はなしました。「さんごがおったで。青いさかなもおったがで。」といって、えをかきました。

■3年生
大地君
「海の学習」
 中央小学校のぜんこうで、かしわじまに海の学しゅうに行きました。
 海は広くてきれいでした。ぼくは、きれいなサンゴをいっぱいとりました。そのあと、かいをとって、小さいのは、にがしました。いっときたったら、5、6ぱんがふねで海に行きました。すいちゅうメガネがあったから、海のところをのぞきました。海の中はきれいでした。そのとき、大きいさかながいたから、ばくは「わあ。」とおどろきました。ふねがゆらゆらゆれていました。ぼくは、ちょっとわかめをとりました。ふねは、すずしかったです。そのときに、ちがうところを見よったら、山の方に家がたっていて、とうだいみたいながが、ありました。あおいさかなが、いました。ふかかったです。海におちたらいけないから、うきわみたいなものをきいて、ひもでちゃんとむすびました。ぼくは、山下けんたくんと海の中を見ていたけど、くもったから水であらいました。すごくたのしかったです。

■4年生
佳祐君
「いそのかんさつ学習」
 今日、いそのかんさつ学習にいきました。柏島中学校の近くの海岸につきました。さいしょに、前に会った神田先生がきてくれていました。知っている先生だったから、聞きやすかったです。新しいあみと新しいバケツをもってはしりだしました。近い所にいき、さいしょは、よくみました。すると、1匹、ちちこみたいなメダカみたいな魚をとりました。かわいかったです。それから、さいしょはらくにとれたから、また、らくにとれるだろうと思って、うかれあがっていました。でも、いっぱいいた魚のたいぐんの中で、とるチャンスが2回もあったけど、1ぴきもとれませんでした。くやしかったです。そして、こうじくんたちが、なんかおもしろそうなところにいたので、そこへいきました。ともちゃんもついてきました。ともちゃんが、と中で何回か、「けいすけ、こんど1ぴき魚とったら、わたしのバケツの中に入れてよ。」といったので、むししてやりました。こうじ君に、「どればーとれるが。」と聞いたら、「ちゃんとみたらおる。けんど、しましまやけん、見えにくいで。」といっていました。そして岩の下の方をあみをつっこんでとっていたら、事こがおこりました。新品のあみがやぶれたのです。「うわ、さい悪。あみやぶれた。これ新品ながに。」といって、かなりショックでした。そして、こうじくんが少しおくにいったので、そっちについていきました。でも、あみがやぶれたのでとれませんでした。でも、クラゲの小さいやつを1ぴきつかまえました。アカクラゲでした。

根口先生
 14日、月曜日8時40分に学校を出発、くねくね道に、よった人もいましたが、大堂山のサルも見ながら、30分で柏島到着。海の生物をさがしたり、船に乗って、沖へ出て、箱メガネでテーブルサンゴや熱帯魚の観察をしました。やはり、湾の古満目の海とは違います。黒潮が直接ぶつかる柏島の海は、透明度も魚の種類も…。  子ども達も思わず、「きれーい。」の声が…。
 私達の住む、大月町の自然をびしょぬれになって体験した1日でした。
「夏、泳ぎにいこう」の声も聞かれました。

■5年生
雄介君
「いその生き物観察」
 今日、1時間目から、いその生き物観察に行きました。バスにのっている間、いろいろ話したりしました。とちゅうでサルがいました。子づれのサルもいました。ついたときカメラマンがいました。ついてから、にもつをおいて長ぐつにはきかえて、くつ下をぬいで、まえに音楽室でビデオとか見せてくれた、かんだ先生の話を聞きました。話が終わってから、船でうしろはままでいくがは、2はんずつ、いくことになりました。ぼくは7はんだったので1番最後でした。まっている間、はま辺で貝とかをとっていました。ぼくは、最初は少し歩きました。ひらべったい貝は、恵ちゃんが、「みがぷにぷにしてきもちいい。」と言っていたので、ぼくのを少しわけてあげました。カニもとっていたけど、こうじや、りなや、ゆうとがほしいと言っていたので、ぜんぶあげました。せいやにも、ひらべったい貝をあげました。りなに1ぴき、あさりをもらいました。ぼくらのばんになって、船のばしょにいきました。船がくるまで、さかなとかを見ました。白いウニもいました。やっと、恵ちゃんとかがのっている船が、もどってきました。船にのって説明をききました。もんだいも、だされました。はこめがねで、うみをのぞいていたら、クラゲもいました。ゆうとが、「ダツがおった。」と言っていました。テーブルサンゴもいました。すごくたのしかったです。終わってから帰りました。本当にたのしかったです。

和成君
「いその生物観察」
 今日は全校で、かしわ島にいきました。かしわ島の海の生き物を調べにいきました。1、2はんで船にのっていきました。ぼくは2はんでした。行くまえに、さんごがいっぱい見えました。赤いさんごがたくさんいました。船で、すこしおきにいって、はこメガネというので、水中を見ました。
 海心君といっしょに見ました。テーブルさんごや、青い魚がいっぱいいました。それより、クラゲがすごく多かったです。クラゲをとって、名前を聞いてみると、アカクラゲといいました。それで、どくをもっているといいました。でもそのクラゲはまだあかちゃんだったので、さされませんでした。
 古満目はきれいな所はあるけど、かしわ島は、ぜんぶがきれいでした。古満目と海の色が同じではありませんでした。後で、青い魚の名前を教えてくれました。スズメダイと言いました。それから場所を移動して、かしわ島小学校のうらの海に船できて、はこメガネで見ました。移動しても、やっぱりさんごがいて、とってもきれいでした。海がきれいだと、さんごがいることがわかりました。
 さんごにイカリのあとがついていました。それで、船からおりることになって、かい岸に行って、魚やかいをとることにしました。貝はとれたけど、魚がとれたっ。と思うと、とれていたけど、海心君のひじが、たもにあたってにげてしまいました。ぼくは、「海心君のせいでにげたやんか。」と言いました。
 海心君はわらっていました。それで、またさがしました。見つけられませんでした。それで、先生が「みんな集まれ〜。」と言ったので、あつまりました。
 せいたい君がフグをつかまえていたので、びっくりしました。そしてもう帰りました。テレビ放そうとおわかれになりました。

めぐみちゃん
「いその生き物観察」
 今日、かしわ島の海に行って、生き物のかんさつをしました。かしわ島の海は広くて、とってもきれいでした。神田先生は、まちがえて、大しおの日にしてしまったと言ってました。なんと、今日はテレビ高知のテレビ局の人が来ていました。(なんかいつもより、きんちょうする…)と思いました。まず、1班と2班がさきに、ふねにのっていきました。わたしは5班なので、3番目だから、だいぶ時間がありました。それまで、かいをさがしていました。奈都美ちゃんは、かいの食べれるのを知っていたので、「はかせ。」とよびました。なっちゃんは、いっぱいとっていました。ゆうすけ君も、あみのぼうの先でつんつんとついていました。すると、上手に、かいがとれていました。(わたしもあみがあったら、よかったがに。)と思いました。わたしは、あみを持っていないから、なっちゃんと、ゆうすけ君がとってくれました。「大きいがとれたけん、あげる。」といっぱいくれました。(なんで自分のがは、とらんがやろう。)と思いました。「その貝、どうするが。」となっちゃんが言うと、わたしは、「あとで、食べんとすてるが。」と言ったら、なっちゃんは、あきれていました。(やっぱり、あきれるか)30分くらいたつと、かまだ先生が「5、6班は集合。」と大きな声で言いました。(やったー。これで船にのれるー。)と思いました。船にのって、箱メガネで海の中をみたら、とってもきれいでした。わたしは、テレビ局の人にインタビューされたので、とってもきんちょうしました。でも、テレビにでれるので、うれしいです。かしわ島の海はとてもきれいでした。またこんど、行きたいと思いました。

■6年生
美紅ちゃん
「海の観察」
 5月14日に、柏島に行って海の観察をしました。海がちょっと満ちていたので、予定を変えて、船に乗って、さんごしょうを見ました。それで最初に、海岸でいろんなものを見つけました。でも貝とかは、あまりいませんでした。でもちょっとほってみると、ほんのちょっとだけ、あさりがいました。海水をさわると、すごくぬくかったです。何もつかまえないうちに船に乗りました。波はあるかな。と思っていたら、ぜんぜんなかったので、よかったし、すごく気持ちよかったです。最初に船が置いてあった場所は、すきとおって、さかなとかもいっぱいいました。そこの深さは、25メートルと言っていました。すごく深いなぁ。と思いました。そして、さんごしょうに着いて、さんごを見ました。見ていると青い魚とかが、いっぱいいて、すごくきれいだったです。船に乗って帰っていたら、右と左の海の色がちがっていました。
 あさい所から、いきなり深くなっていました。それから海岸にもどると、あさりとかも、つかまえていました。びしょびしょになっている人もいました。魚とか、くらげとか、つかまえている人もいたのですごいなあ。と思いました。でも最後には、にがしました。それと、鎌田先生が、いろんなものをつかまえていました。私は、柏島に来て、さんごとか見れたのでよかったなあ。と思いました。

智香ちゃん
「観察会」
 この前は、前に魚のことについて、いろいろと教えてくれた神田先生に今度は、柏島の海について、教えてもらいました。まず、バスで柏島まで行きました。あみとバケツを持っていって、柏島の海の生き物をとってみました。みんな、かにや魚や貝などを取っていました。私も、何かは取りたかったので、貝を探しました。いろいろ見つけるんだけど、からだったり、砂などが入っていたりして、2つしか見つけられませんでした。残念でした。次に船で、柏島の海の中を見に行きました。港みたいな所まで行って、海を見たら、すきとおって、赤い物やこんぶがひっついていました。手をのばして、とってみると、赤い物は、へんなにおいがして、こんぶは、ほとんどにおいがありませんでした。船が来て、救命具を付けて、船に乗りました。真ん中くらいにくると、深さが20メートルから30メートルもあると言っていました。ブリやアジなどを飼っていました。はこメガネみたいなものを海につけて見ると、はっきりと中が見えました。1メートル近くあるテーブルサンゴや、青い魚がたくさんいました。すごくきれいでした。この前は、船に乗って、海の中を見たり、いろんな生き物がいることを、神田先生に教えてもらいました。すごく勉強になりました。