柏島シンポジウム開催のお知らせ

*日時
6月10日(土)13:00〜17:00(柏島シンポジウム) 無料
6月11日(日)9:00-17:00(柏島体験ツアー) 有料

*テーマ
「里海(さとうみ)・身近な自然とともに……
(環境保全型地域おこしを考える)」

*場所
柏島中学校体育館

*共催
大月町(総務政策課)TEL: 0880-73-1111(代表)

*後援
NHK高知放送局・高知新聞・RKC高知放送・KUTVテレビ高知・KSSさんさんテレビ・朝日新聞社(高知支局)・産経新聞社・毎日新聞(高知支局)・読売新聞(高知支局)・共同通信社(高知支局)
タイムテーブル
6月10日(土)
12:30 開場
13:00 開会
13:10〜13:30 島全体が教材-環境学習で学んだこと-(柏島中学校生徒)
13:40〜14:40 基調講演
14:50〜16:50 パネルディスカッション
16:50〜17:00 閉会

6月11日(日)
9:00-17:00 柏島体験ツアー
メニュー:遊覧船による島巡り・遊歩道探索(観音岩からお猿公園まで)
      グラスボートサンゴや魚の観察・スキューバダイビング(各有料)
      詳細はここをクリックしてください。

送迎バスが出ます!
6月10日 宿毛駅発10:25モ柏島着11:45着
6月10日 柏島発17:45モ宿毛駅19:00着
6月11日 宿毛駅発7:45モ柏島着9:00着
6月11日 柏島発16:45モ宿毛駅18:00着

*基調講演
林 公義(横須賀市自然・人文博物館副館長)
「地域社会と自然博物館 -これからの自然博物館のあり方について-」

*パネルディスカッション

 コーディネーター:池田 誠(東洋大学教授・前高知県政策総研研究部長)
 パネリスト:橋本大二郎(高知県知事)・立川 涼(愛媛県環境創造センター所長・前高知大学長)・林 公義(前述)・神田 優(黒潮実感センター設立準備委員会事務局長)

(パネリストのプロフィールはこちら)

*主催
黒潮実感センター設立準備委員会
TEL: 0880-62-8022
http://online.divers.ne.jp/kashiwajima/
-柏島シンポジウム 趣旨-
 かつて漁業で栄えた柏島も現在は漁業不振と高齢化問題に直面しています。しかし一方で柏島はその数日本一といわれる魚種の多さに加え、日本有数の規模を誇るサンゴ類の存在によって、いまや日本におけるダイビングのメッカとなりつつあります。
多くの観光客が訪れるなかで、島に暮らす住民特に漁業者の生活が大きく様変わりしようとしています。今後、島で暮らす漁業者とダイビング産業がいかに共存し、かつ、恵まれた自然環境をどう保全していくべきかが問われています。
 今回のシンポジウムでは、人と海の生物が共存する柏島周辺の海を「里海」としてとらえ、地場産業の振興のみを重視した消費型の観光地化を目指すのではなく、柏島が里海であり続けるために、人と自然の共存についてディスカッションを行います。
 現在柏島に設立が計画されている、海のフィールドミュージアムとしての黒潮実感センター(島全体を丸ごと自然の博物館にしようという構想)が、海洋研究と環境学習の拠点となると同時に、海の環境保全と地域振興にどう関わっていくか、新たな自然博物館の果たすべき役割についても論じたいと思います。

*今回のシンポは大人だけでなく、子供達も参加するユニークなものです。実感センターを地域に根付いた施設とするため、かつ全国的にもその設立意義をPRするために開催します。
関心のある多数の方のご来場を心からお待ちしております。
当日は混雑が予想されますので、宿泊の予約等は事務局までご連絡下さい。